お家で暮らしていて、ふと気づくとカビが発生していて驚く事があると思います。
カビにもいろいろな種類がありますが、今回は青カビに限定してお伝えしていきたいと思います!
青カビはその名の通り青いカビのことで、ちょっと緑がかった青緑色をしています。
また青カビの掃除方法はもちろん、予防方法なんかもお伝えしていきますのでどうぞ参考にしてみてください。
そもそも青カビって何?
青カビは300種類以上ある不完全菌の一つで、この胞子は空気中に普通に存在しています。
なので、すぐに生えるカビは青カビがほとんどです。
夏場にミカンやパンなどを放置していると、表面にカビが生えてきますよね?
それが青カビなんです。
食品だけでなく、お風呂場やクローゼット、蛇口などの金属部分や畳、靴などにも発生しやすいカビです。
青カビ自体にはほとんど毒性はないといわれていますが、青カビが生えた食品を口にしたりすると他の有害なカビも繁殖している恐れがあるので危険です。
また中には青カビにも毒性が強いものも存在しているようです。
青カビが発生しやすい場所
青カビだけでなくカビが発生しやすいのは、ご存知のように湿気が多い場所です。
特に青カビは次のような所に出来やすいです。
- 水道の蛇口
- 排水口の金属部分
- 畳
- クローゼット
青カビの掃除方法と予防法
では青カビの掃除方法と予防法です。
蛇口や金属についた青カビ
金属に付いた青カビは比較的カンタンに落とす事が出来ます。
カビ取り剤を噴霧して、2~3分でメラミンスポンジでこすれば大体の青カビは落ちます。
もしそれで落ちない場合は、金たわしでこすってみてください。
強くこするとキズがつきやすいので、やさしくこすればオッケーです。
その後、水で流しながらメラミンスポンジで仕上げ拭きをするとピカピカになりますよ。
畳の青カビ
畳の素材であるイグサが空気中の湿気を吸収するので、青カビが発生しやすいです。
特に畳に布団を引いていたりすると、就寝中の汗を畳が吸収して更に青カビ発生のリスクが高まります。
そんな畳に発生してしまった青カビの掃除方法ですが、まずは掃除機を使って表面の青カビを吸い込んでください。
その後、固く絞った雑巾で拭きとるといいです。
カビ取り剤などを使うと、畳はデリケートなので変色してしまうのでおススメしません。
カビが落ちにくい場合は、エタノールをスプレーボトルに入れて吹き付けながら雑巾で拭きとるのも効果的です。
クローゼットの青カビ
クローゼットは空気が淀みやすく、湿気がたまるので側面などに青カビが発生しやすいです。
掃除方法ですが、まずはクローゼット内の素材を確認することから始めてください。
側面がベニヤ板で木に直接カビが発生しているのなら、木材にも使えるタイプのカビ取り剤を使うといいです。
その後、木材に余計な水分が入らないように固く絞った雑巾でしっかりと拭き取ります。
しかしながら奥深くまでカビが浸透していて、それだけでは落ち切らない場合があります。
そういった場合は残念ながら、専門の業者に頼むしかないです。
下手にあれこれするとカビをまき散らしたり、逆効果になってしまいますので。。。
次にクローゼットの側面がクロス素材の場合です。
クロス素材の場合は、水を吸い込みやすいので基本的にカビ取り剤を使わない方がいいです。
固く絞った雑巾で拭き上げますが、落ち切らない場合はメラミンスポンジでこすってみるのも効果的です。
力を入れてごしごしとやると、クロスが痛んでしまうので気を付けてください。
逆にクロスを張り替えるつもりなら、どんどんとやっていいかと思います!
青カビを予防するには
青カビを予防するには、やはり定期的な掃除が一番です。
少なくとも2週間に一度は掃除をすることで、ほとんどの青カビの発生は予防できます。
また湿気も青カビの発生の大きな要因ですので、換気も定期的に行うようにしましょう。
まとめ
青カビの掃除方法と予防法をお伝えしました。
青カビは適切な方法で掃除すれば、比較的カンタンに落とせるカビです。
青カビを落とした後は、発生させないように定期的なお掃除もしましょうね。