毎年やってくるめんどくさいヤツ。そう「黄砂」です。
この時期になるとベランダや車に黄色い砂が積もってくるので嫌だなあと思う人も多いでしょう。
黄砂は空気中に舞い上がり、人が吸い込んでしまう事で健康被害が報告されています。
だから黄砂は、きちんと処理することが必要になってきます。
そこでこの記事では黄砂について解説し、適切な対策法などを紹介していきたいと思います。
黄砂とは
黄砂(こうさ)とは中国大陸にある、砂漠や乾燥地帯から強風で舞い上げられた砂が気流によって飛散する現象です。
春に大気や気象の状況が揃うことが多いので、頻繁に発生しますが、春以外でも少なからず発生しています。
黄砂は日本だけの問題ではなく、発生地に近い中国、モンゴル、韓国では社会問題化するほどの被害が発生しています。
黄砂の及ぼす悪影響
黄砂の及ぼす悪影響は次のようなものです。
降り積もる事による被害
黄砂はその多さから短時間で降り積もります。
車や洗濯物、建物などを汚すので掃除の手間が増えたり、降り積もった黄砂が再び舞い上がることで二次被害も発生します。
視界や日照への影響
黄砂が大量に舞い上がっている状態では、視界が悪くなったり日照が遮られたりします。
これによって車の運転がしにくかったり、農作物の成長にも影響があります。
吸い込むことによる被害
黄砂の粒子は直径0.1mm以下で非常に細かいものです。
これを吸い込むことで、アレルギーが発生したりぜんそくが悪化したりします。
また黄砂は花粉と混じる事により、花粉症が悪化するといった恐れもあるようです。
黄砂の掃除方法
黄砂の掃除方法を紹介します。
車に積もった黄砂は
車に付着した黄砂は、水洗いで落としましょう。
頑固にこびりついている場合は高圧洗浄でしっかりと落とし切ります。
注意点として、いきなりスポンジやタオルで拭いてはいけません。
黄砂の細かな粒子で車のボディを傷つけてしまいます。
ベランダなどに積もった黄砂
ベランダ、溝などに積もった黄砂も水洗いしましょう。
黄砂に水を掛けると余計落ちづらくなることもありますが、乾いた状態で掃除して舞い上がるよりはマシです。
それでも水を掛けながら、ブラシなどでこすればほとんどの場合は楽に落ちます。
まとめ
黄砂についてお伝えしました。
しっかりと対策して、黄砂による被害を最小限にとどめましょう。