ひとくちに清掃業といっても、いろいろな作業があります。
その中でも、特に需要があり一般的なのが「日常清掃」というものです。
今回はその日常清掃はどんな事をするのか?や仕事の流れについて解説していきたいと思います。
日常清掃とは建物の日常的な清掃をする事
日常清掃というくらいなので、予想がつくと思いますが、ずばり「日常的な清掃」の事です。
日常清掃の目的
日常清掃とは、ほっておくと日々汚れていく部分を綺麗な状態に保つためにする事が目的です。
- マンションに住んでいる人が気持ちよく部屋に住めるように
- オフィスで働く人が集中できる環境でお仕事が出来るように
といったように、ビルやマンション、オフィスの共用部のゴミや汚れを取り除いたりして、快適な空間に保つことが日常清掃となります。
日常清掃の内容
内容的には、マンションの場合ですと廊下や階段、エレベーター、エントランスなどの共用部分の掃き掃除や拭き掃除です。
オフィスの場合は、オフィス内のゴミを取ったり、掃き掃除や拭き掃除、トイレ掃除といった事をします。
クライアント様によって、ケースバイケースですが一般的には日常清掃とは、このような内容となります。
このように日常清掃というのは、簡易的な清掃をする事ですが、それだけではどうしても手の行き届かない部分も出てきたりします。
その場合、「定期清掃」というものがあるのですが、それについてはまた改めて解説します。
単価はどうなっている?
日常清掃をやっていきたいと思ったら、次に気なるのが作業単価だと思います。
実は日常清掃はあまり技術的なものが必要とされていないので、他の清掃作業と比べて単価はとても安いです。
作業現場のキャパや内容によって違いはもちろんありますが、一般的な相場は週に1回の作業で月に10,000円~15,000円程となっています。
なので、もし仮に日常清掃だけで月に25万円稼ごうと思ったら、17件~25件の契約が必要です。
一件当たりの単価が安いので、たくさん現場を回らないといけないというデメリットがあります。
でも逆にいえば他の業者さんはあまりやりたがらないので、お仕事は受注しやすく、安定的な売り上げが見込めるともいえます。
あなたがもし、コツコツと数をこなす事が苦にならないのなら、日常清掃は穴場かもしれません。
また、先ほど少し話が出た定期清掃ですが、こちらは日常清掃より単価はグッと良くなります。将来的にはこれを狙っていきたいですね。
日常清掃と定期清掃はセットのようなものです。
日常清掃からコツコツと入っていき、信頼を得られれば単価の良い定期清掃の受注が出来るようになるでしょう。
まとめ
今回は日常清掃について解説していきました。
日常清掃は、単価の安い仕事と言われていますが、その安定性とその後の単価の高いお仕事へとつなげるために欠かせない仕事ともいえます。
また、お客さんとの距離も近いので、実際に感謝の言葉を掛けていただいたりする事も多く、やりがいを感じやすいお仕事です。
参考になれば幸いです!