営業職はスーツ、警備員は制服、ペンキ屋さんはツナギ。
このように職業ごとに服装ってだいたい決まっていますよね。
さて僕たち清掃業の服装はといいますと、やっぱりある程度決まりがあります。
清掃業はなるべく見た目に清潔に見えて、動きやすい服装が基本となっています。
掃除のプロとして、お客様からどう見られるかも大切なポイントとなるからです。
今回のブログでは、そんな清掃業の服装について話したいと思います。
現場ごとの基本的スタイル
清掃業と一括りにいっても、様々な現場がありますので、基本的なスタイルは現場ごとに変わります。
ハウスクリーニング
ハウスクリーニングには在宅で行なうものと、空室で行なうもので違いがあります。
在宅で行なうハウスクリーニングでは、お客様のご自宅におじゃまして作業をするので、服装には特に気を付ける必要があります。
大手業者には、ユニフォームが用意されていることが多いです。
また、在宅でのハウスクリーニングに従事する方は女性が多いため、派手過ぎない私服にエプロンを付けるだけといったケースもありますね。
空室で行なうハウスクリーニングでは、人の目を気にする必要はないからといって派手な服装で作業してはだめです。
管理会社やオーナーさんがいつ訪れるのかがわかりません。その時にふさわしくない格好ですと、清掃のプロとしての姿勢が問われます。
だからといって私服はダメという事ではありません。落ち着いた服装ならば私服でもオッケーです。
僕は、動きやすい&派手すぎない私服を着て作業する事が多いです。
強力な薬品を使うこともあるため、肌になるべくつかないように夏でも長袖を着て作業する人もいます。
ビルやマンションなどの清掃作業
ビルやマンションでの清掃作業を行う場合にもビルの利用者、マンションの住民などの目を気にしなければなりません。
ユニフォームが用意されている会社もありますが、小規模な業者や個人で行なっている業者ではポロシャツが多いです。
ビルやマンションの清掃に限らず、清掃業者ではポロシャツを着ている人が多くいます。
ポロシャツは通気性に優れ、動きやすく清潔感のある服なので清掃業=ポロシャツというように業界ではかなり定着しているんですね。
もしユニフォームがなく、服装に迷ったらポロシャツを選んでおけば間違いないです。
なかでも「白や青」のカラーが清潔感を引き立たせるため無難かと思います。
施設の夜間清掃
アミューズメント施設のパチンコ屋などの夜間に少しだけの時間で働くようなお仕事の場合、私服でオッケーという場合もあります。
しかしながら、まったく人がいないわけではなく店員さんなどもいるわけですので、清潔感のある服装は心がけたいですね。
まとめ
清掃業の服装についてご紹介しました。
清掃業はお掃除をする仕事ですので、作業員の清潔感が大切です。
服装に気を付けることで、お客様の印象も変わるものです。