お掃除をすると、見た目にスッキリするだけでなく心もスッキリしますよね。
これはお掃除による心理効果の一つと言われていますが、その他にもお掃除をする事によって得られる心理的な効果があります。
今回の記事では、そのあたりの事を解説していこうと思います。
部屋の乱れは心の乱れ
このようなことわざがあります。
読んで字のごとく、お部屋が乱れていると心にも影響しますよという意味なのですが、これを聞いてどうおもいますか?
僕は「たしかにお部屋が散らかっていると何か心に余裕がなくなったり、ストレスを感じてしまったりするかも。」と妙に納得しました。
実はこれ、科学的にも証明されている事実だったりするんです。
こちらも有名な理論なので聞いたことがある方もいるかもしれませんが、割れ窓理論という言葉があります。
「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」との考え方からこの名がある。
要は汚れを放っておくと、「どうせ汚れているからもう少し汚れても一緒だよ。」なんて境地に陥り、どんどんと汚れてしまうという事ですね。
この状態になると、ゴミ屋敷一歩手前!心当たりのある方は要注意です。
逆に、少しの汚れを放置しないで日常的に掃除をしていれば、綺麗な状態を保ちやすいといえます。
掃除をする事で得られる効果
掃除をすれば、ただ綺麗になってスッキリするだけじゃないです。
様々な効果が得られるのです。
掃除で心が幸せになる!?
まず、掃除とは汚れを取り除く行為です。
この汚いものを綺麗にしていく事が、心理的に良い影響を与えます。
掃除という行為には、セロトニンというホルモンを分泌させるという事を提唱する学者さんもいます。
セロトニンとは、三大神経物質の一つで別名「しあわせホルモン」とも呼ばれています。
お部屋がきれいになって、幸せになるなんて掃除って素晴らしいですね。
掃除を通して達成感を得る事が出来る
あなたが特別そうじが好きではなくても、時間を忘れ掃除に夢中になってしまったことは一度くらいあるはずです。
それが終わった時には、特別な達成感を感じる事が出来たのではないでしょうか。
実は、定期的に達成感を得る事は心理的に良い影響を受ける事が出来ます。
人は達成感を得ると、「よし、次もがんばろう」という風に思う事が出来て、それが明日への活力にもなります。
いまいちモチベーションが上がらないといった人は、もしかするとお部屋が汚れてしまっているのかもしれません。
騙されたと思って、お部屋のお掃除をしてみてください。きっとスッキリしますよ。
まとめ
お掃除によって得られる心理的な効果について解説しました。
僕もお掃除を生業としている身でありながら、お部屋の掃除が行き届いていない時もあります。
そういった時は、ちょっとした悩みがあったり、なにか上手くいかないともがいている時だったりします。
お部屋のお掃除をする事で、フッと心が軽くなった気がして事態が好転することも経験してきました。
僕が単純だからかもしれませんが(笑)