突然ですが、あなたは清掃作業監督者という資格は聞いたことがありますか?
すでに清掃業を営んでいたり、独立しようと思っていたとしたら一度は聞いた事があるかもしれません。
清掃作業監督者はあなたがもし将来的に、清掃業を立ち上げるのなら持っておいた方がいい資格です。
という事で今回は、清掃作業監督者について解説していきます。
「まだまだ要らないよ」という方も知識として知っておいた方がいいので、ぜひ読んでみてください。
清掃作業監督者はどんな時に必要な資格?
まず清掃作業監督者は、読んで字のごとく「建築物の清掃を監督する人に与えられる資格」となります。
清掃を実際に行う作業員には必要がありませんが、その清掃作業を監督する立場にあるものに必要な資格です。
建築物清掃業の仕事の登録に必要なので、あなたが清掃業を立ち上げる時には持っていないと、お仕事の受注が出来ない事になってしまいます。
下請けならば問題ないが・・・
あなたがもし、下請けの立場でお仕事を受注するのならば問題ありませんが、いつまでも直接お仕事の受注が出来ないのはつらいです。
ですので、なるべく早めにこの資格は持っておいた方がいいと思います。
今は一作業員だとしても、持っておくといろいろな方面でアピールに繋がりますし、将来的に必要となってくる可能性が高い資格です。
清掃作業監督者はれっきとした国家資格!
清掃作業監督者という資格は国家資格です。公益社団法人 日本建築衛生管理教育センターが主催しています。
清掃作業監督者の概要
内容と時間
建築物環境衛生制度(2時間)
建築物の衛生的管理(8時間)
作業監督の実際(3時間)
考査(1.5時間)
受講料はちょっとお高めの35,000円となっています。
有効期限が6年なので、延長する際には再講習を受ける事になります。
国家資格だけど取得は比較的易しい
国家資格ですが、むずかしい試験などはなく、講習を受ける事でほぼ取得できる資格です。
だからといって、だれでも受けられるという事ではないので注意が必要です。
- 建築物環境管理技術者
- ビルクリーニング技能士
このどちらかの資格を保有していないと、受講できないのです。
もしすでにどちらかの資格をお持ちでしたら、講習会を受けて、修了考査に合格する事で取得が出来ます。
この修了考査は試験の代わりのようなものなのですが、きちんと講習を受けていれば落ちる事はありません。
開催時期について
講習会の開催は全国の主要都市で、数回開催されています。
2020年度の開催日程についてはこちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
お掃除のお仕事をするにあたって、この清掃作業監督者という資格は武田のおすすめの国家資格です。
取得を目指すのなら、まずはビルクリーニング技能士か建築物環境衛生管理技術者の資格をまずは目指しましょう。
いざ必要となった場合にすぐに取れるように準備が大切ですし、どちらも清掃業を営む者にとって持っておいて損のない資格です。