お風呂場の鏡に白い汚れが付いていたので、こすって落としたけど、気が付くとまた同じところに白い汚れが・・・。
こんな経験はないでしょうか?
それはカルキ汚れといって、お風呂場の鏡に発生しやすい汚れなんです。
この白いカルキ汚れの効率的な落とし方と、発生を抑える方法について紹介していきたいと思います。
カルキ汚れってなぜ発生するの?
カルキとは水道水に含まれている塩素という成分です。
なぜ水道水にはカルキが含まれているのかといいますと、これは消毒のためです。
川や湖から引いた水を、生活水として使える状態にするために必要なことなんですね。
したがって、水が蒸発する際にこのカルキ(塩素)のミネラル分が固まってカルキ汚れとなってしまうのです。
お風呂場の鏡にはどうしても水がかかってしまうので、慢性的にどうしてもこのカルキ汚れが発生しやすい状態となりがちなんです。
カルキ汚れの落とし方と予防法
このカルキ汚れは、結晶化してしまっているのでただこすっているだけではなかなか落ちません。
そこで効率的なお掃除方法と、予防法について紹介します。
カルキ汚れの落とし方
カルキ汚れの成分は塩素なのでアルカリ性となります。
したがって、酸性の洗剤やクエン酸を使う事で中和させて落としていきます。
step
1酸性の洗剤又はクエン酸を用意する
クエン酸を使う場合、水200MLに小さじ1杯のクエン酸を溶かしクエン酸水を作ってみてください。
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2カルキ汚れに洗剤を散布する
たっぷりと散布し、そのまま5分ほど放置します。
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3メラミンスポンジでこすり洗いをする
メラミンスポンジに水を含ませ力を入れずにこすり洗いをします。
ほとんどのカルキ汚れはこれで充分落とす事が出来ます。
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4水で洗い流す
最後に水でよく流せば完了です。
カルキ汚れの予防法
そもそもカルキ汚れを発生させないためには、鏡を濡れたままにしないということが大切です。
お風呂上りに鏡についた水分を拭き取り、換気扇を付けてよく乾燥させるという事を習慣にしてカルキ汚れを予防しましょう。
まとめ
お風呂場の鏡のカルキ汚れの落とし方と予防法について紹介しました。
鏡のカルキ汚れは酸性の洗剤とメラミンスポンジを使う事で落とす事が出来ますが、面倒なのも確かです。
少し気を付けるだけで、カルキ汚れを防ぐことが出来るのでお掃除の手間をなくすためにも、鏡に水分を残さないという事を心がけてみてくださいね。