「新築美装ってハウスクリーニングとどう違うの?」
よくお客様からいただくお声です。
仕事内容は似通った内容ですが、それぞれ違った役割があります。
だけど、清掃関係のお仕事をしていても混同している人もいて線引きが難しいのも確か。
今回はそんな新築美装のお仕事についてお話していきます。
新築美装とハウスクリーニング
新築美装とは、新築と名が付くことからも伺えるように、主に新築物件の専門のクリーニングと思っていただくと理解が早いかと思います。
新築工事が終わった後には、工事によって発生した汚れというものが出るものです。
例えば、新築工事をする際にはキズが付かないようあらゆる場所に養生テープや保護材を貼っています。
また、工事によって出たごみやホコリもたくさんある状態です。
これら全てを綺麗にし、新築としてお客さんに引き渡して問題ない状態にするのが新築美装です。
綺麗な状態にするという目的は、ハウスクリーニングと変わらないのでハウスクリーニング業者がやる場合もあります。
しかしながら、新築物件は少しでも傷をつけては大変ですし、扱いには気をつけていないといけません。
だから新築に特化した新築美装屋という専門職があるのです。
新築美装の仕事の流れ
かんたんに新築美装の仕事の流れを見ていきます。
養生・保護材などの廃棄
キズが付かないようにあらゆるところに貼ってある養生テープ類を剥がしていきます。
養生テープの他に、プラスチック製のシートベニヤだったりクッション材など様々な保護材がたくさんあります。
のりやコーキング落とし
サッシなどのガラス類には工事中にさまざまな汚れがついてしまいます。
主にペンキ汚れ、モルタル、コーキング、のりなどです。
固まっていますので、ケレンやスクレーパーなどの刃で削り綺麗に仕上げていきます。
またクロスなどにものりが付いているので、クロスののりも拭き掃除でしっかりと落とします。
ホコリ落としと拭き掃除
すべての並行面のホコリを落とし、拭き掃除です。
水拭きをしてホコリ一つない状態を心がけます。
床掃除とワックスがけ
最後は床を拭き掃除し、ワックスがけをして完了です。
まとめ
新築美装の仕事についてお話しました。
新築美装を専門に行っている業者があるように、ハウスクリーニングと共に需要のあるお仕事です。
とにかく綺麗に仕上げるのが大切で、そこに価値を見出すべき仕事ですね。
ハウスクリーニングとどちらも出来るようになると、仕事の幅が広がりますのでおすすめです!