「もう少し資金があればさらに売り上げが伸ばせるのに・・・」
「法人化していないとお金って借りにくいんでしょ。」
「とりあえず、当面の運転資金がほしいけど金利がかかるから・・・」
起業するとこのような「お金」に関する悩みは少なからず出てくると思います。
そこでなんですが、あなたは「日本政策金融公庫」はご存知でしょうか?
僕は、個人事業主がお金を借りるのならこの「日本政策金融公庫」をおすすめします!
その理由を紹介していきますね。
日本政策金融公庫とは
日本政策金融公庫とは、政府全額出資の会社で「日本公庫」とも略されます。
新たな事業を始める人などに対しての資金調達が主な役割です。
大手企業と違って中小企業、零細企業、個人事業主は銀行などから融資を受ける事が難しいです。
だからといって、お金を借りる事ができなければ事業が育たず、日本全体でみると経済的な損失ともなるでしょう。
それを補完するために日本政策金融公庫があるのです。
また、お金を借りやすいだけでなく銀行やローンと比べても低金利で返済期間も長いのも大きな魅力となっています。
日本政策金融公庫での融資の受け方
いくら日本政策金融公庫が融資を受けやすいといっても、無条件に借りれるわけではありません。
最低でも次のような書類が必要となります。
- 創業計画書
- 企業概要書
また、書類を提出した後に面談もあって、本当に融資しても良いのかなどをチェックされます。
ですが僕の経験上、創業計画書を綿密に作ればほとんどの場合融資は受ける事ができます。
もちろん法に触れたりする業種や、創業計画書に嘘を書くのはだめですよ。
創業計画書の書き方については、ググればいくらでも情報が出てきますので頑張って書いてみてください。
他にも借りる手段はいくつかあるが・・・
日本政策金融公庫の他にも、借りる手段がないわけではありません。
カードローンや、ビジネスローン、銀行などでも借りる事は出来ますが、カードローン、ビジネスローンの場合、金利が高すぎると言ったデメリットがあります。
3.0%から18.0%掛かってきます。
また銀行は審査が厳しいのと、日本公庫より金利はちょっと高め。
だから個人事業主が融資を考えた時には、日本公庫をまず最初に考えるのが一番いいです。
コロナによる特例貸付もある
新型コロナウイルスの影響によって売り上げが下がった業者のための措置として、いろいろとお金を借りやすい状況になっています。
前年より売り上げが落ちている状況にある場合は、新型コロナウイルス感染症特別貸付という制度を利用してみましょう。
こちらも日本政策金融公庫が行っているもので、なんと無利子・無担保でお金を借りる事ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人事業主としてお金が必要な時って、勝負時だったりします。
日本政策金融公庫は、我々個人事業主にとって救世主のような存在です。
ぜひこのような制度を利用して、無理なく融資を受けてみてくださいね。