よく求人で「未経験歓迎」のような文言を目にしますが、これってみなさん信じています?
僕も就職活動をしていた時は、よく見かけて実際に応募したことがあります。
けれど、実際に入ってみて「全然そんなことないやん!」って思った事も数々。
今では実際に人を雇う立場になって、なんとなくわかったのですが、この未経験歓迎っていうのは、雇い主の思惑があるわけです。
そこで今回は「未経験歓迎」の求人について僕の考えを述べたいと思います!
何が未経験なのかをチェックしよう
ただ単に未経験といっても意味はいくつかあるので、どういった未経験なのかをまずチェックしましょう。
業界が未経験
業界が未経験ということは、これまでとは畑違いのところで働くという事です。
例えば不動産関係の仕事から、農業へと転職するというような形です。
でも業界が違っても、やる事自体は同じような仕事の場合もあります。
例えば営業とかですね。
職種が未経験
職種が未経験というのは、同じ業界で違う職種に就く場合です。
不動産業界の営業から人事といった具合ですね。
その業界の流れなどはわかっているので、やりやすさはあると思います。
雇い主側はこう思っている
未経験歓迎を掲げて募集をしている雇い主は、だいたいこんなパターンにわかれます。
猫の手でも借りたい
まずは人手が足りないので、より多くの人に応募してもらいたいので未経験歓迎としているパターンです。
これが一番多いのではないかと思います。
人手が足りないという事は、辞めていく人が多いから。
そういった企業は本当は経験者が欲しいけれど、背に腹は代えられないので未経験者でもいいからまずは雇いたいという背景があります。
中にはブラック企業の可能性もありえます。
優秀な人材を発掘したい
業界が未経験でも、その前の業界で実績があり社会人としての経験が申し分ない人だっています。
そういったいわゆるデキる人は、仕事が変わってもすぐに頭角を現すでしょう。
こうした優秀な人材を「未経験歓迎」と間口を広げる事によって、発掘したいという思惑もあるでしょう。
新しい風を吹かせたい
だいたい同じようなメンバーで同じような仕事をずっとやっていれば、ある意味仕事がマンネリ化していきます。
そこで業界未経験者をあえて採用する事で、新しいアイデアに期待しつつ環境を変えたいという場合も。
固定観念に縛られていたら思いも付かない自由な発想というのは、たしかにありますからね。
まとめ
求人の未経験歓迎の文言は、どんな業界なのかを調べて応募する必要があります。
離職者が多いので未経験歓迎を使っている企業は多いですが、ポジティブに未経験歓迎を使っているところも中にはあります。
ちなみに、僕の所はポジティブに完全未経験歓迎です(笑)!